プロジェクト記録 / ソース公開 · Windows 正式版 v0.2.0

句間:精聴・精読・作文を一つの作業空間に

一文の聞き直し、持ち込んだ文章の精読、作文メモの再利用を、画面と検証範囲とともに紹介します。

  • Python
  • PySide6
  • Whisper
  • 語学学習
  • デスクトップアプリ

外国語の文章を学ぶとき、私は一文を聞き直し、語句を確かめ、それを自分の作文で使う、という作業を行き来します。**句間(Jujian Language Studio)**は、その流れを一つにまとめるための Windows アプリです。日本語と英語に対応しています。GitHubにはソースと導入手順を公開していますが、個人の学習データ、モデルの重み、ダウンロード用 EXE は含めていません。

学習上の要件と画面構成を決め、実際の教材で操作を確認しました。コードの実装と反復には AI を活用しています。以下の画像は実際のアプリに自作または隔離したデモ内容を表示したもので、モデルの出力品質を示すものではありません。

聴く:動画と前後の文を同時に見る

比率を保った動画、連続した二言語の字幕カード、再生操作を表示する句間の精聴画面

精聴画面では、比率を保った動画の下に、一文ずつの字幕カードを続けて表示します。再生中は現在の文に追従し、手動でスクロールすると追従を止めて前後を読めます。前後の文への移動、一時停止、ループ、現在の文の聞き直しにはショートカットを設定できます。単語枠の表示遅延も調整でき、聞こえる位置とタイムスタンプのずれを補えます。

音声の文字起こしには端末内の Whisper を使います。長い英語区間は、既存の単語時刻、間、句読点から短い練習単位に整理できます。ローカルモデルが提案した切れ目も文字の網羅と長さを確認し、手動で校正した本文は保護します。約7分の一例では38区間から74単位になりました。単一の例であり、認識精度や学習効果の評価ではありません。

読む:自分の文章を精読に取り込む

自作の日本語デモ文章、ふりがな、語句の操作を表示する句間の精読画面

日本語と英語の文章を精読できます。日本語ではふりがなや語句・文の説明を表示でき、英語では単語をクリックして調べ、語彙や原文の一文を保存できます。題名と本文を別々に貼り付けるか、TXT・Markdown を選んで取り込みます。保存前には整形プレビューを確認します。任意の AI 段落整理は改行を調整するもので、もともと整った文章では変化が小さいこともあります。

個人の文章は自作フォルダーに分け、「自分の文章」から検索・移動・削除できます。小さな出典一覧もすばやい移動のために残しています。画像はリポジトリ用に作成したデモ文章で、個人資料ではありません。文章と読書履歴は端末内に保存され、記事 URL からの取得や端末間同期にはまだ対応していません。

書く:下書きと表現メモを一緒に扱う

TOEFL のデモ課題、英語の下書き、表現カードを表示する句間の作文画面

作文画面には日英の下書き、課題、表現メモ、モデル添削への入口を置いています。英語エディターはセリフ体と広めの行間を使い、TOEFL のメール・学術ディスカッション課題は読みやすい問題文として表示します。表現メモはまず現在の作文に属し、別の作文でも使いたい場合にお気に入りへ登録します。モデルの提案は確認が必要で、公式語彙リストや得点の保証ではありません。画像の課題と作文は隔離したデモです。

導入方法と検証の範囲

ショートカットと翻訳・解説・作文の接続先を設定する句間の画面

ソース版は Windows 上の64ビット Python 3.11を使い、README に従って setup.ps1 の後に run.cmd を実行します。翻訳・解説・作文には、それぞれクラウド互換 API またはローカル Ollama を選べます。クラウドの API Key は設定画面で入力し、Windows 資格情報マネージャーに保存します。端末内の Whisper 文字起こしはチャット API とは別の処理です。

インストール済みの正式版は v0.2.0 です。 公開ソースには、その後のフォルダー管理、取り込み操作、新しいアイコンも含まれます。これらは個別のソースプレビュー検査を通過しましたが、正式 EXE にはまだ再パッケージしていません。以前のフォルダー形式の完成版はリリースチェックを通過し、新しい精読画像は隔離したソースプレビューから取得しました。モデルの説明・訳文・添削やメディアの時刻には誤りがあり得るため、原文と音声で確認する必要があります。

ソースと導入手順 · 関連プロジェクト:Japanese Reading Assistant